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転職日記 6ヶ月編

転職してから、あっという間に6ヶ月が経ちました。

Wesak

最初の3ヶ月は何をしていいやら、ぼーっとしていることもありましたが
4ヶ月目あたりから猛烈に仕事量が増え、文字通り朝から晩までフル稼働。
私の仕事は日系企業の日本人出向者と現地スタッフの通訳。

の、はずだったんだけども。

今は工場の生産管理業務に携わってます。
働く前は工場って毎日毎日同じことの繰り返しで

単調できっと退屈なんて思っていたんだが。

間違ってました。

ものづくりの現場は毎日毎日が新しい。
一日としてトラブルのない日がない。
それはもちろん機械の故障や製品の異常ということもあるけど。

どんなに機械を使っても、ものを作るのは人なので、トラブルというトラブルは全て人から始まる。
人とものと機械をいかにスムーズに動かして、作った「もの」をお金に変えるか。
これが生産管理の仕事。

仕切り屋の私にはうってつけの仕事でしょう。

とはいえ、内容はひたすらに地味。
そのうえ忍耐と根性の体育会系の情熱が求められ

常に目標達成のために全身のアンテナを張らないといけない。

家に帰ると、もう搾り出すエネルギーも残らない。

通訳業務ももちろん並行して遂行。

人の言葉を訳すというのは、本当に難しい。

だって、母語で話してたって誰かが話した言葉をそのまま繰り返すのって至難の業だよ。
日本語にはない表現もあるし、言語とその背景が変われば別の言い回しをしないと

本当の意味は伝わらないのは当たり前のこと。
つまり本当の意味をまず、私が理解しないといけない。

専門用語、通称、会社の風土、個人の価値観を取り込んで

どこまで私が本当の意味を理解して、訳して伝えるか。

上司が部下を叱るのだって、通訳が必要な環境。
その厳しい言葉は私の口からでるわけで。
逆恨みも日常茶飯事。
ある程度は切り捨てることにして、それでも救わなきゃいけないところは
人の3倍気を使ってカバーしないといけない。


そのあげく、「ちゃんと訳せ」と言われた日には
そりゃー、こっそり隠れてひとりで泣くこともあります。

日本人は勤勉で働き者だと言ったのはだれでしょう。

人の粗ばかり探して、自分の能力をひけらかしつつ、こっそり手抜きする。

日本人だってただの人。

さぼりもするし、病気にもなるし、不器用なことだってあるし。

でも、ここではわたし達はスーパー日本人じゃないといけない。

日系企業ってのはそんなもん。

トイレに行く暇もないくらい、プレッシャーに追われて血圧も上がるし

しんどいんだけど。

毎日、それでもがんばっちゃうのは

おもしろいからだなー。

工場って生きてる。

たくさんの人が働いて毎日毎日ものを作ってる。

工場が生き物なら、工場の中のコミュニケーションは血の流れ。

わたしはその血の流れをよくする血流促進剤なのだと思ってる。

以前の仕事もそりゃ好きだった。

夢を売る仕事だったから。

あることないことはったりかまして、お客様の夢を叶えるために四苦八苦。

あれはあれで、おもしろかった。

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スリランカのおかげで、シンハラ語のおかげで、ここで出会った人々のおかげで

おもしろいことたくさん経験している。

と、わりと前向きな6ヶ月報告でしたー。

ふー。。。すっきりした。

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